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「ストレスによる不調」の漢方治療(高知新聞 医療のお話 メディトーク 2016/7/11掲載)

現代人は多くのストレスを抱えています。仕事の悩み、家庭の悩み、人間関係、愛する人やペットとの離別などの他、気候の変化のようなささいなこともストレスの原因となります。また入学や就職、妊娠や出産などの環境の変化もストレスを与えます。これらのストレスが病気の原因になることは西洋医学でも常識となっていますが、漢方医学でも昔から病気の原因として認識されてきました。

ストレスで「気(き)」が不足したり、滞ったり、正常な流れと違った方向に流れてしまうことで、胃腸の張りや痛み、ゲップ、せき、ため息、のどの詰まり感、息切れ、動悸、不安、不眠、頭痛、集中力低下などの様々な不調が現れます。これらの症状がさらなるストレスとなってしまい、症状を悪化させる場合もありますので、つらい症状は我慢せずケアしてあげましょう。

漢方では患者さんそれぞれの症状や原因に応じて、「気」を正常な状態に整える漢方薬で治療していきます。ウォーキングなどの軽い運動を心掛けるのも良いことです。