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「未病(みびょう)」の漢方治療(高知新聞 医療のお話 メディトーク 2016/8/8掲載)

「未病(みびょう)」という言葉を聞いたことのある方も多いと思います。「未病」とは、何となく調子が悪いけれど、まだ「病気」とはいえず、放置すれば病気になってしまう状態のことをいいます。つまり自覚症状はあるけれども、検査で異常がなく、西洋医学的には病気であるとは言えない状態です。

例えば疲れやすい、寝汗をかく、むくみ、風邪をひきやすい、食欲不振、胃痛、胃もたれ、吐き気、嘔吐、腹部膨満感、手足のだるさ、めまい、意欲低下、不安感、イライラ、頭痛、不眠、動悸、ほてり、のぼせ、冷え性など数え切れないほどの症状が挙げられます。

漢方では、目の前の患者さんの体質を判断し、次に何が起こるかを予想しながら治療していきます。あらかじめ手を打つことで、病気になってしまうのを防ぎ、健康な状態に戻していきます。いわば病気になり切ってしまう前の「病気の卵」を見つけ、取り除くという考え方です。気になる症状、我慢していませんか?未病が病気になる前に、一度当院にご相談ください。