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「頻尿」の漢方治療(高知新聞 医療のお話 メディトーク 2016/11/15掲載)

頻尿の原因は過活動膀胱や尿路感染、炎症、心因性などが挙げられます。この他、原因不明の間質性膀胱炎などもあります。頻尿、残尿感、排尿痛など症状は様々であり、急性の症状に関しては西洋医学的治療で事足りる場合が多いですが、体質的に抗生剤を使えない方や、症状を何度も繰り返すような場合には漢方治療を考慮してもよいでしょう。

まず漢方では症状や原因を細かく分類します。尿路結石を伴うもの、血尿、おしっこに濁りがあるもの、灼熱感を伴うもの、冷えが原因のもの、ストレスが原因のもの、過労や加齢が原因のもの、妊婦さんや産後にみられるものなどに分類し、それぞれに合った漢方薬を選択し治療します。

漢方医学的に原因を見てみると、膀胱に「湿熱(しつねつ)」が発生した状態や、加齢による「腎虚(じんきょ)」、気温の低下や冷房などによる「冷え」などが多く見受けられます。

排尿は毎日のことですので、支障があると大変つらいものです。特に秋冬は体を冷やしがちです。お困りの方は当院までご相談ください。