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「冷え症」の漢方治療(高知新聞 医療のお話 メディトーク 2017/11/13掲載)

秋も深まり肌寒い日もでてきました。

これからの季節は冷え症に悩む方も多いと思います。冷え症は日常的によく出合う症状です。冷え症は「気」・「血(けつ)」・「水(すい)」および、五臓六腑の異常から起こる場合が多いです。原因の一つに体を温める「気」の不足があります。「気」の様々な働きの中に体を温めることがあります。加齢などが原因でこれが不足することは当然冷えにつながります。

次に、「気」の流れが悪くなり、体の隅々まで届かなくなるために起こる冷えがあります。流れが悪くなる原因には、ストレスや体に不必要なものが停滞することがあります。

また、「血」の不足による冷えもあります。これはもともとの体質や、慢性疾患、加齢よるものです。

治療には陽気を補う生薬、陽気の流れを改善する生薬、さまざまな不要なものを取り除く生薬、血を補う生薬などを適宜使用します。冷たい物は控え、運動不足解消で冷えを予防しましょう。