漢方つれづれ草

まだ「病気」ではないけれど——その不調、漢方で整えてみませんか?

「検査では異常がないけれど、なんとなく体調がすぐれない」——そんな状態を漢方では“未病(みびょう)”と呼びます。病気ではない。でも、放っておけば病気へと進んでしまうかもしれない。その境界にあるサインです。

たとえば、
 •疲れやすい
 •冷えやのぼせ
 •食欲不振・胃のもたれ
 •不眠・頭痛・不安感
 •動悸やめまい
これらは“体の声”ともいえるもの。あなたの体はすでに、静かにSOSを出しているのかもしれません。
そうした声を見逃さないことが大切です。

あなたの体質や生活環境を丁寧に診て、今の不調の「原因」と「これから起こりうる変化」に目を向けます。そして、不調の芽を摘み、病気に進まずに済むよう、体の内側からバランスを整えていく——それが漢方の考え方です。
「このくらいの不調で受診してもいいのかな…」と迷っているなら、どうぞその一歩を。
今の違和感に耳を傾け、心と体の健康を取り戻すきっかけを、ご提案します。