医療のおはなし メディトーク
「なんとなく不調・・・」の漢方治療(高知新聞 医療のお話 メディトーク 2016/6/13掲載)
なんとなく気分が沈む、やる気が出ない、疲れやすい、疲れが取れない、体がだるい、頭が重い、頭痛がする、いらいらする、よく眠れない、肩が凝る、舌がひりひりする、体が冷える、頭がのぼせる、突然汗が噴き出す・・などの「なんとなく不調」を抱えていませんか?
血液検査などでは異常がなくても、様々な不調を感じていらっしゃる方は多くいらっしゃいます。漢方ではこのような「なんとなく不調」にも治療の選択肢が用意されています。例えば「やる気が出ない」という場合、単に気持ちの問題ではなく、「気(き)」が不足している場合が非常に多いのですが、同じ「気」の不足でも、五臓六腑のどこの「気」が不足しているのかを見極めなければ、処方を組み立てることができません。まずは詳しく患者さんのお話をお聞きし、舌やお腹、脈を診ることで不調の原因を突き止め、一人一人に合った漢方薬を選びます。
「病院に行くほどでも・・」「何科を受診したら・・?」と一人で悩まず、まずは当院にご相談ください。