今月の一言 12月 漢方治療の大切な武器 山梔子(さんしし) アカネ科のクチナシの果実を用います。 果実が秋を過ぎても口を開けないため「口無し」とも呼ばれます。 性は寒、味は苦。帰経は心・肺・肝・胃・三焦。 効能は ・清熱瀉火・除煩:感染症での胸中煩熱で胸が熱苦しい時に使います。 ・清熱利湿:湿熱の黄疸に使います。 ・清熱涼血・止血:熱血妄行による出血に用います。 ・清熱解毒:熱毒による皮膚化膿症に用います。 « 前のページ