今月の一言

11月

ゴジラ映画と現在

運動の秋、芸術の秋、読書の秋・・・。
みなさんは、どんな秋を過ごされていますか?

私は映画を観るのが趣味で、もっぱら「映画の秋」です。
今回は映画の話をしたいと思います。

先日、高知大学に通う友人から借りた「ゴジラ対ヘドラ」(1971年 坂野義光監督)を観ました。公開当時、社会問題となっていた「公害」をテーマにしたゴジラ映画です。

ヘドロで汚染された富士近郊の河口で、巨大なオタマジャクシに似た怪獣「ヘドラ」が誕生。怪獣は主食であるヘドロや工場の煙突から出る有害物質を求めて工業地帯を襲撃し、巨大化していきながら硫酸ガスをまき散らす。そこで、ゴジラが登場し、戦います。

ヘドラに対して自衛隊のヘリが液体酸素を投下するシーンがあります。このシーンは既視感がありました。そう、3月の原発事故で自衛隊ヘリが水を投下する場面です。

この映画の主題歌「かえせ! 太陽を」の歌詞のテーマは、公害で汚れた自然を返せというこの映画に沿ったものです。歌詞の中には公害物質の列挙があり、「ストロンチウム」もきっちり入っているではないですか。

40年前の映画ですが、今の日本の状況は何も変わっていないのかもしれません。