今月の一言

1月

デビッド・ボウイ

デビッド・ボウイが1月10日に亡くなりました。

ぼくは高校生までは、ボウイのあのけばけばしい化粧が受け付けず、何となく敬遠していました。ところが大学の軽音楽部で、ある先輩から「え?聴いてないの? 絶対いいよ!」と言われ、また私がルー・リードの「トランスフォーマー」を聴いていたら、後輩に「これってデビッド・ボウイ?違うんですか?似てますね〜」といわれ、気になり始めます。

「これは是非聴かねば!」と、名盤とされる「ジギースターダスト」を早速購入。全曲聴き終わって、「食わず嫌いとはこのことか、なんと今までの人生を無駄にしてきたことか!」と、かなり後悔。もっと素直に聴いておればよかった。

その後、「ハンキードリー」「アラジンセイン」「ピンナップス」「ヒーローズ」「ヤングアメリカン」と聴き進んでいきました。最先端を攻めていく姿勢がかっこいい彼ですが、「レッツダンス」以降はあまりの変容に、ちょっとついていけなくなりました。私の中のデビッド・ボウイは、あの高い「へリウムボイスのボウイ」なのです。

ボウイの曲は絶対に色褪せない。
ありがとうデビッド・ボウイ!

合掌