知って安心!くらしの医学 メディカルチェック

「不眠」の漢方治療(高知新聞 知って安心!くらしの医学 メディカルチェック 2023/5/9掲載)

睡眠は日中の活動でたまった心身の疲れをとるために必要なものです。陰陽のバランスが保たれていればよいのですが、「陽」が過剰になり、「陰」が少なすぎて「陽」を抑えることができなくなると、バランスが崩れ不眠になります。

過労やストレスで陰が不足すると、不眠と以外に動悸や驚きやすい、不安感、物忘れ、めまい、寝汗、口の渇き、微熱などが現れます。治療は陰を補う漢方薬を使います。

ストレスなどが原因で陽気が過剰になると、イライラ、のぼせ、ソワソワ、舌のびらんなどが見られます。治療は過剰な陽気を取り除きます。

実際には他にも様々な原因が考えられます。

眠れないというのは大変辛いことです。ストレスを避け、ウォーキングでよいので適度な運動をして、太陽の光を浴びましょう。夜遅くの食事や、カフェイン摂取を避け、テレビやパソコン、スマホの画面を夜はできるだけ見ないようにしてリラックスするなどの工夫も必要です。