今月の一言

12月

漢方治療の大切な武器 黄耆(おうぎ)

キバナオウギ、ナイモウオウギのなどの根を用います。

黄耆は人参とともに、気を補う重要な生薬で、よくセットで用います。人参は五臓の気を補い(体内)、黄耆は体表の気を補います。

他に、気を補って上に挙げる働きがあります(補気昇陽)。胃下垂や脱肛など内臓下垂に用います。
また、水の巡りをよくする働きがあり、体の浮腫や、関節の腫れを改善します。

体の表面の気が不足する汗をかきやすくなることから、黄耆で体表の気を補い、汗の出すぎを改善します。また体の表面の気が不足していると、かぜをひきやすいことから、黄耆が用いらせます。

排膿作用があり、慢性化した化膿に用いられます。

黄耆は様々な効能があり、対象となる疾患も多く、なくてはならない生薬なのです。