今月の一言

観たい観たいと思っていた映画、「シェフ」をDVDで観ました。

この映画の主人公は、ロサンゼルスの一流レストランのシェフ、キャスパー。変わり映えのしない定番メニューを作らせるオーナーと対立し、レストランをクビになった彼が、フードトラック（移動販売車）で大成功をおさめる痛快サクセスストーリーです。

一度はどん底に落ちた彼ですが、裸一貫でフードトラックを始め、自分が「美味しい！」と思うものを追求し、マイアミ、ニューオリンズ、オースチンと各地で客を魅了します。この映画からは、彼の料理に対する愛情がひしひしと伝わります。壊れかけていた家族との絆も、料理への愛情と並行して、このフードトラックの中で再生されていきます。

実はこの映画の裏には、もう一つの熱いストーリーがあります。この映画の監督は、ハリウッドの超娯楽大作「アイアンマン」シリーズを手掛け有名になりましたが、なんとシリーズの監督を自ら降り、自分が本当に「作りたい！」と思うものを追求し、この映画を製作したのです。ですから「キャスパー＝監督自身」なんですね。

自分の道を信じて貫く生き方に、感動！！
それからこの映画、めっちゃ、お腹空きます（笑）！