今月の一言

7月

夏バテにならない薬味たち

夏はどうしても冷たい物を取りたくなるものですよね。

夏は胃腸が弱りやすく、またどうしても水分を取り過ぎてしまうので、水の滞りを生んでしまいます。この水の滞った状態を漢方では「湿(しつ)」を言いますが、胃腸をはじめ様ざまな部位に不調を招く原因となります。

そこで登場するのが「夏バテにならない薬味たち」です。夏と言えば、冷奴やそうめん。薬味に生姜やネギを入れるとおいしいですよね。また、土用の丑の日の鰻のかば焼きに、山椒を振ると食欲が進みませんか?生姜やネギ、山椒には、胃腸を温めたり丈夫にする働きがあり、東洋医学的にも大変理にかなった組み合わせなんですよ。

まだまだこれからが夏本番です。薬味を味方につけて、元気に乗り切りましょう!