今月の一言

2月

落語を聞く(古今亭志ん朝)

先月友人と丸一日ひたすら落語を聞く会を開きました。

古今亭志ん朝のDVDの中から全6席。長いものでは一席一時間。

五人廻し 居残り佐平治 柳田格之進 唐茄子屋政談など。

古今亭志ん朝の落語はちゃんと聞いたことはなかったので、この日初めてじっくり見ました。

東京落語で一番好きだったのは小学生の頃にカセットテープで聞いた三遊亭圓生だったので、古今亭志ん朝には今回あまり期待していませんでしたが、すみません、最高でした。

齢40代の頃の映像でしたので若く勢いがあり、江戸言葉も粋で軽妙、話も上手い、いやあ名人とはこのひとのことだと思いました。

その後、お腹いっぱいになりすぎて、しばらく落語が聞けませんでした。(ちなみにぶっとうしで観ていたので最後は朦朧としてしまいました。)

齢70代の三遊亭圓生を聞くと大変安定感があり、上品で素晴らしい名人であることが再認識できました。二人とも大名人です。