医療のおはなし メディトーク

「胃の不調」の漢方治療(高知新聞 医療のお話 メディトーク 5/13掲載)

漢方治療は多くの胃の症状に使用されます。西洋医学的には何の異常もない場合の胃の不調や、あるいは胃炎などがあり、胃痛、食欲不振、胸焼け、悪心、嘔吐といった上部消化管症状を訴える方は多いです。

漢方では上部消化管を、「脾胃(ひい)」の問題としてとらえることが多く、不調の原因の一つとして、冷たい物の過食や、気候変動による冷えが考えられます。このタイプのものには温める漢方薬を使います。

次にストレス性の胃痛があります。漢方的には、ストレスと「肝(かん)」は大きく関係しており、治療には「肝」の働きを整えるものを使います。

また、「血(けつ)」の滞りによるものは、「血」をスムーズに流すための薬を使います。

最後に「脾胃」自体が非常に弱っていることによりおこるタイプです。これには「脾胃」を補う治療を行います。

実際には単独の原因でなく、複数の原因が絡み合っている場合が多いです。

お困りの際は、宮川漢方クリニックまでご相談ください。