医療のおはなし メディトーク

「ストレス」の漢方治療(高知新聞 医療のお話 メディトーク 2019/1/15掲載)

ストレスがない人はまずいない。仕事、学校、家庭、環境の変化など、様々なものがストレスの原因となります。ストレスによって心身の病気になることは常識となっていますが、漢方医学でも昔からストレスが病気の原因なると考えていました。

ストレスで「気(き)」が不足したり、滞ったりして体のすみずみまで行き届いていなかったり、正常でない方向に流れてしまうことで、胃腸の張りや痛み、ゲップ、せき、ため息、のどの詰まり感、イライラ、息切れ、動悸、不安、不眠、頭痛、集中力低下などの様々な不調が現れます。これらの症状がさらなるストレスとなってしまい、症状を悪化させる場合もありますので、つらい症状は我慢せず治療しましょう。

漢方では患者さんそれぞれの症状や原因に応じて、「気」を正常な状態に整える漢方薬で治療します。散歩やジョギングなどの軽い運動を心掛けるのも大切です。