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「夏バテ」の漢方治療(高知新聞 医療のお話 メディトーク 2018/7/10掲載)

今年の夏は平年よりも暑くなるようです。つらい季節がやってきますね。

いわゆる夏バテは、「水」の停滞と熱によって起こるもので、食欲不振や動くと息切れや動悸がする、喉が渇いて冷たいものを欲しがる、下痢などの症状が見られます。暑いとつい冷たいものを取りすぎてしまい、胃腸の機能が低下して「水」の停滞を生じてしまうのです。

最近では夏なのに冷え症の方がいらっしゃいます。寒気や冷えのぼせ、頭痛、食欲がない、だるいといった症状が見られます。これはクーラーのあたりすぎが原因だと思われます。最近はクーラーの設定温度が低すぎるところは少なくなっているようですが。

キュウリやナスなどの夏野菜は、からだを冷やす働きがあるので日頃の料理に上手に使いましょう。また冷たい飲み物は控える、クーラーにあたりすぎないよう気を付けましょう。外では帽子や日傘を使いましょう。夏バテに対する漢方薬もさまざまありますので、早めにご相談ください。